『Dear John』

あまり本を読まない息子が、最近気に入っている作家が、清水義範さん。だいたい、お笑い系が好きな息子なのです。

彼が図書館で借りてきた本に『日本語必笑講座』というのがありました。二重の意味になる日本語の表現の話が面白かったです(下の引用は正確ではありません)。

・小学生二年生の作文。「いちねんせいのころしあいで・・・」(一年生の殺し合い/一年生の頃、試合)

・図工の時間「今日はかぶれるお面をつくります」(かぶれてしまうお面と、かぶることができるお面)

面白かったので、仕事先で会う中国人のYさん・韓国人のJさん・イギリス人のEさんに紹介して、そんな表現が国にないか聞いてみました(全員日本語ペラペラ)。

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ハリーポッター最終巻、読みました。(ネタバレなし)

ご無沙汰してます!
夏休みになり、やっとPTAだけは一段落。
みなさんお元気ですかー。私は元気ですー。

ひさびさの更新は、
7月21日に発売された、ハリーポッターの最終巻、
『Harry Potter and the Deathly Hallows』。

UK版でやっと読み終わりました!持ち歩くの重かった(笑)。

1,2,3巻は文句なく面白く読み、
4巻で「うーん、ちょっとマンネリかなあ」
5巻で「この巻、最悪。もう読むのやめようかな」
と思いましたが、最後まで読めて満足です(^^)

6巻7巻はローリングさんの筆の冴えが戻ったと思いました。
4、5巻の展開がもたもたした感じや、
必要以上の暗さがなくなって、読むのが楽しかったです。

6で予想したことが大体当たっていたので、
私にとって7巻は意外性はあまりなかったんですが、
33章の終わりから34章の初めではちょっとびっくり。
えーっ、そんな・・・という感じ。
35章からの展開は評価が分かれるかなー。
とは思いました。

あの人が活躍するんだよ、とかいろいろ書きたいけど
これ以上書くとネタバレになるので書きません!

ぜひ、日本語訳を待たずに読んでください。

ハリーポッターが好きなカナダ人がいて、
その人はUS版で、すぐに読了。
私が読み終わるまで感想は一切言わないよ、
と言われていたので、
来週会って話すのが楽しみです。

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マスコミって。

夕方とあるチャンネルのニュースを見ていたら、2006年トリノオリンピックのスキーの銅メダリスト、トビー・ドーソンさんの実の父親が見つかったことを伝えていました。

その中で、「ドーソンさんは、実の父親のことを会見で「biological father=生物学的父親」と呼び、複雑な胸中を見せていましたが・・・」って言ってたんですけどね。

某局さん。これは、北米では日本語の「実の父」に当たるフツーの言い方で、この表現自体に「複雑な胸中」なんか込められてないことを断言させてもらいます。

たまたまこの表現を知ってるので思いっきり揚げ足をとらせてもらうんですけど(笑)

知り合いのカナダ人は、初めて会ったころ、再婚相手の人の娘と区別するために先妻との間の愛嬢のことを「biological daughter」と言っていました(私が名前を覚えたので今は名前で話しますが)。私も初めにこの言い方を聞いた時はびっくりして「それ、フツーの言い方?」と本人に確かめ、「日本語に直訳すると、硬くて冷たくて妙な言い方になるんです」と説明したことがあります。

マスコミさん、ちょっと確かめれば済むことで、いい加減な報道をするのはやめましょうよ。個人が「ヨタ話」をしてるのと違うんだから。

ついでに、英語がらみで別のいちゃもん(^^;)。ここ数年とってる某・週間英和新聞。これの脚注が時々(いつも?)ひどいんです。ニュースだから、時間のない中やっていて間違えもあるんだろうと思っていたんですが、真逆の意味になってたり、文の流れでどう考えてもおかしいとわかる訳がついていたり。

でも、コンパクトに時事英語の表現がわかるし、特集記事がとてもいいのでとりつづけているんですが。でも、いまだ脚注を重宝してる程度の私が、辞書ひかなくてもわかるようなウルトラ誤訳をつけるんじゃない!と言いたいんですけど。

うーん。しかめっ面をしたようなエントリーがつづいちゃった(笑)。ごめんなさい。

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TOEICのスピーキングテスト/ライティングテスト

2007年の1月から、日本でTOEICスピーキングテスト/ライティングテストが導入されることになりました。

以前、このテストの導入に先立つ、「第2回ETSスピーキング・ライティングリサーチ」に参加しました。たぶん同じような形で導入されるのではないでしょうか。受けようかな・・と思う方、この過去ログが参考になるかもしれません。

採点はてっきり人の手でやるのかと思っていましたが、どうもそうではなく、PCの採点プログラムが採点するようです。ってことは・・・ツボを抑えた対策(勉強)をしたら、これも案外(実力がなくても)点はとれるかも。

ホームページを見ると、スピーキングか、ライティング、どちらか一つを受けるということはできず、セットで1万円くらいにしています。価格や実施の仕方についても、リサーチの時アンケートがありました。別々申し込みで片方5千円くらいなら受けてもいいって書いたような気がします。

9月の初めに、日本でのTOEIC実施・運営団体であるTOEIC運営委員会から、こんな依頼の手紙が来ました。

スピーキング・ライティングリサーチの回答をETSとOxford University Press社が共同制作するTOEICスピーキングテスト/ライティングテストの教材、『Tactics for TOEIC Speaking and Writing Tests』とその日本語版及び販促資料等に掲載させていただくことをご了承いただきたく、お願い申し上げます。

もちろん、どこからでも使えるように、リサーチに参加した人みんなに送っているわけです。

私の回答も、「例えばこんな変な回答をする人がいますが、こう書くべきなのです」みたいに使われる可能性があるわけです。直しがいのある文だろうなぁ。使いやすいかも(泣笑)。

回答を掲載する際には、ご回答いただいたスピーキングテストの音声及びライティングテストの文章をそのまま使用しますが、回答からお名前や団体名は削除いたします。

そういうことでしたら、ばんばん使ってください(笑)。このテキストは主に大学や語学学校の教員向けのもので、個人学習者向けの教材ではないそうですが。

他のところでも書きましたが、TOEICは去年だか一昨年だか、試しにたった一回受けただけ。リサーチに参加できたおかげでいただいた新公式問題集と図書券、そして今回の承諾書でいただける図書券で、受験料はモトをとってしまった感じ。悪いから(?)、またTOEICか、TOEICスピーキング・ライティングテストか受けてみようかな。でも、いまさらだけど、実は英検一級もほしい(落ちるのがいやなので、一度も受けたことがないんです。準一級までは若いうちにとったのですが)。

よく、「英検一級なんて意味がないし、英検なんて今更流行らない」とか「TOEICでいい点とったって、実力があることにはならない」なんていう人がいて、確かに一理あります。でも、それは英検一級が楽にとれて、TOEIC990点とれる力のある人が言うべき言葉で。凡人には、せっぱつまった必要性か、それがないなら目標が必要。

現在、私の英語の勉強は横ばいで止まったまま。英文を読んだり、聞いたり、ネイティブと話したりはしているから「横ばい」で済んでいるとはいえ、語学は真剣に集中してやらないと「自己流」から一歩も伸びませんよね。わかってはいるんですが・・・。

自分が勉強したいだけ勉強時間をとれる学生のうちに、もっと勉強しておけばよかった・・・なんて言っても仕方ない。とりあえずまた何か受けてみようかな(勉強するために)。うーん。

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IMPOSSIBLE IS NOTHING

東京ドームでいただいてきたジャイアンツのガイドブック。
その最後のページに、「巨人軍は不滅か」とあって、
その一番下に書いてあったのが、

「巨人が再び巨人になるのは不可能か。
IMPOSSIBLE IS NOTHING」
でした。

あれ?
Nothing is impossibleじゃない?こんな英語あり?

そこで「ダズイットメイクセンス?」とネイティブに質問。
すると、口の中で数回唱えて

「イエース、イッt メイk センs。イッツ ア カインd オV ディフィニション」ってことでした。

(私もアホですね、英語で書いた方がはるかにラクだった)

彼いわく、普通はもちろん逆なんだけど、スローガンとしてはありだな~まあ、「不可能」という言葉を定義してるような感じよ。だって。ふーん。

さらに他の人に聞くと
「それって、アディダスの宣伝じゃないの?聞いたことがある。」

え?ホント?あ、本当に、ジャイアンツのユニフォームの写真の下に、小さくアディダスのロゴがある。
これってアディダスの宣伝だったのか。巨人のスローガンはShow the Spiritの方か。
(なんでどれも英語なんだろ?アディダスはまあいいとして。)

さっき、アディダスのホームページを見たら、このスローガンとクールな動画がありました。
ふむふむ。変じゃないんだ。この英語は。
英語のネイティブの語感は、私には遠ーーーーいところにあるなあ。とまた実感。

そういえば、このあいだ500円で買った「アラバマ物語(To Kill A Mockingbird)」のDVDも、
「古い映画の英語は聞き取りやすい」という私の中の神話を見事に打ち砕いてくれました(泣)。
この映画はとってもよかったので、これについてはまたちゃんと書きたいと思ってます(思ってて書かないで終わることが多いけど)。

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TOEICのスピーキング・ライティングリサーチに参加。

赤坂見附の山王グランドビルで、TOEIC運営委員会 第二回ETSスピーキング・ライティングリサーチを受けて来ました。

現在のTOEICは、語学の四技能のうち「聞く・読む」だけですが、今後コンピューターを使った「話す・書く」テストを別に導入することを考えているようです。今回はそのためのリサーチに協力したというわけで、試験後のアンケートには、スピーキング、ライティングそれぞれ「いくらなら受験を考えますか」という質問もありました。

試験は、正味スピーキング20分、ライティング50分。ガイダンスがあるので、一時間半くらいかかりました。

受験者は、パーテーションで仕切られたブースへ。IBMのPCを使いました。

スピーキングはマイク付のヘッドホンで音声を聞き、実際にマイクで回答。読み上げられる英文が画面にも書いてあるのが、なんとも変な感じです。ヒアリングの問題にならないようにしているのでしょうが、ライティングの方は問題文が読めなければ答えを書けないので、ちょっと矛盾している気もします。文を音読するだけの問題から始まって、写真を描写したり、情報を伝えたり、ビジネスの場面で自分の意見を求められたりする質問にどんどん答えて行きます。各質問に制限時間がありますが、自分で答え終わったと思えばContinueという表示をクリックしてすすめます。

ライティングとの間には休憩はありませんが、同じ部屋に20人弱いるので、早く終わった人は少し待つことになります。声の大きい人の話は、自分の話の合間に聞こえてきて「あ上手だな」なんて思ったりしました(どんどん進むのでパクるのは無理。それにどうも皆同じ問題ではないようです)。

ライティングは、写真の描写(決められた語を使い短文をつくるだけ)、ビジネスE-mailに課題にそった返事を書く問題、仕事に応募するメール(書くことについて規定がある)を書く問題、最後はあることについて利点と不利な点について意見をまとめる問題でした。

個人的にはE-mail や意見をまとめる問題の方がむしろ易しかったです。考える時間をとっているため、案外時間がたっぷりあり、あせらなくていいので。画面上のボタンでコピペができるようになっていたので、長文に関しては簡単に文の順序の入れ替えもできて便利でした。筆記形式とPC入力形式を選ぶのだとしたら、論文に関してはPCを選択する人の方が有利だと思います。

面白い試験で、刺激にはなりました。TOEICの本試験同様、特に難問はなかったです。あんまり疲れなかったし。できたかどうかは別として(^^;)。

でも、採点は手作業になるでしょうから、もしこの試験がスタートしたら相当高くなるんじゃないでしょうか。一つ一万円以上なら絶対受けないだろうなー、私は(笑)。

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TOEICのリサーチに参加してみます。

 TOEICの制作機関ETS(Educational Testing Service)とTOEIC運営委員会が実施する、スピーキング・ライティングリサーチに参加してみることにしました。コンピューター形式か筆記の試験を受けるらしいのですが、詳しい内容はよくわかりません。データーを集めるのに協力するだけなので、無料であるかわりに結果は教えてもらえません(募集は終わっています)。私は12月下旬に参加します。

 実はTOEICは、試しに一回受けたきり。「ちゃんと準備して受けたら、もう少しとれるかな・・」と思いながら「試験時間が長くて面倒だし高い(^^;)」ので受けていないんです。もうすぐ内容が変わって、米語以外も入るらしいですね・・。英語の勉強自体も足踏み状態なので、今回のリサーチ参加が、英語力を向上させるモチベーションを刺激してくれるといいと思います。そういう意味ではちょっと楽しみかな。

 参加すると、12月発行の「TOEICテスト新公式問題集」がいただけるそう。せっかくだから、もう一回だけTOEICも受けてみようかな。何か英語の「目標」みたいなものが欲しい今日この頃ではあるので。

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英書、そして翻訳小説

「英語と格闘」さんが、ブログでDavid Copperfield の原文と、二つの翻訳を読みくらべされています(新潮社版/中野好夫訳と岩波版/石塚裕子訳)。時間がかかりますが、英語力も日本語力も向上させる読み方だと思います。

 80年代に、翻訳をしている人の手伝いを半年ほどやったことがあります。その方のやり方は非常にユニークで、

① 英文科などの大学生のアルバイトにまず下訳を作ってもらう。

② その訳文と原文を読み比べる。

  誤訳はもちろん、「日本語として意味が通りにくい」「歯切れがわるい」「一文が長すぎてわかりにくい」・・・などの所について、リライトする。

③ いろいろ調べてもわからないところは、原作者に電話で聞く。

 私は調べものを手伝いながら、②と③の作業を見せていただいていました。その翻訳者は、言葉の説明を翻訳の中にさりげなく入れるようなこともしていました。

 例えば、「scarlet letterをつけられた女のよう」という文があるときは、「姦通女を表すAの緋文字をつけられた女のよう」などとリライトしていたのです。出来上がった翻訳書は、日本語としてとても読みやすいものでした(ハードカバー版の巻末には「謝辞」に助手として旧姓を載せてくだって嬉しかったです。)短い期間でしたが、とても勉強になりました。

 翻訳は英語力も大切ですが、日本語力がものをいうのだな・・と。英語で読むとわかりやすい構文なのに、そのまま日本語にすると、ものすごく複雑怪奇な文になってしまうこともあるし。

 UKとUSで出版されるものが違うことも、この時に知りました。原書を用意するように言われて、アメリカ人作家なのにUK版を買ってしまったのです。

 さて、私が次に読もうと用意している洋書はマイケルクライトンの’State of Fear’。すでに翻訳がでているので、今回は読み比べしてみようかな(しないだろうな^^;)。Huskyさんがこれから読む予定の‘Gone with the Wind'に比べれば、ずーーーっと少ない頁数ですが、私の場合、洋書は「一気に」「連続的に」読まないと読みきれないのでいつ読みはじめようかタイミングを考えているところです・・。年末まで待とうかな・・。

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ハリーポッターの動詞

例えば、一巻から動詞を拾ってみます。

(以下、打ち間違いご容赦。)

はじめに、「口から言葉を発する」意味を含む動詞として使われている

単語です。一巻だけです。

say speak talk tell remark repeat represent voice(V)

observe deliver mean give state adress name metion refer allude

go discribe ask call insist swear retort recite rumble    reel off

wheedle hiss  breathe  mouth  squeak  splutter  bellow  moan  falter  howl

snap  screech  wail  whine  gabble  gibber  start  twang  bawl

wheez  rasp  stammer  rant  pelt  yell  boom  growl  drawl  whoop

grunt  pipe  mumble  blurt  mutter  drone  wisper  snarl  whimper

spat  groan  bark  shout

「話す」「言及する」「ささやく」「わめく」「さけぶ」「しゃべる」など、日本語でも言う以外で

言い表せる言葉がありますが、とにかく数の多さでは比較にならないのです。

「笑う」も多いです。

laugh smile chuckle giggle grin sneer scoff jeer scorn

chortle smirk cackle snicker snigger leer

gloat simper guffaw

次に、歩いたり、走ったり(人が移動)する単語。

これは二巻を読んでいる時に書き出したノートからです。一巻のも書いたかも。

roam rove slink shuffle amble skid tread scuttle bustle flit

jostle clamber stumble swagger scurry

scoot stampede lunge   charge at  hurtle weave

trudge lumber limp prowl  whisk totter sidle strut

wade traipse squelch hobble scamper trickle troop

tramp edge(away) grope waddle galumph wend pound

その他形容詞でも、不快さや、怒りの表現、汚さを表す表現など

語彙の数が多いのがあります。

「さっきは違う表現だったけど、コアの意味は共通してるな」

というのが多い場合、書き抜いてまとめて覚えました(この他にもいろいろあります)。

イディオムも多いです。単純な単語の羅列なのに、意味がしっくり来なかったら

イディオムだと思って辞書を調べるか、辞書になかったらネイティブに聞くかしました。

(私の読んでいるのは「イギリス版」なので、時には北米人にはわからない表現もありました。

あと、呪文以外でも、ローリングさんの「造語」だったこともありました)

さて、難しさの話をしましたが、

ハリーポッターは、原文でなければ笑えないような駄洒落のような冗談も多く

ぜひ原書(イギリス版。多くはないですが、イギリス英語でないと冗談にならないところがあります。

アメリカ版を読んだ北米人が、それを知って残念がっていました・・・)

・・原書で読んで欲しい本です。一巻だけでも、翻訳とはかなり違う楽しみ方ができるはず。

「子供の本なのに、なんか難しい・・」と、読みかけて止めちゃった方。

子供の小説だから、日本で英語を勉強した大人には難しいんです。

大人には、大統領の演説や討論の方が、よほどわかりやすいんです

(ブッシュさんの意味不明発言を除く)。

上の動詞だけでも、まとめて調べておくとかなり読みやすいと思います。

((^^)単語が調べてある本も出てるし、それ使ってもいいし)

構文は本当に易しいです。

夏に出た6巻は、5巻よりずっとハリーの精神状態がよく、興味深く読めました。

ですから、翻訳待たずに、ぜひ読んでみてください。

「スターウォーズ」と「ロードオブザリングス」と「24」を代わるがわる見ているような(??)

「びっくり!」の内容ですよ。

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ハリーポッターの原書で英語について考える

ハリーポッターは、一巻からずっと洋書で読んでいます。

巻によって満足感には差があるけど、

私は筆者と同時代に生きて、この本を読めることをとりあえず幸せに感じてます。

ハリーポッターは、英語学習者にはとてもいい本だと思います。

それは、構文がそんなに難しくないから。

構文が読めなくて頭を抱えることはほとんどないです。

量は多いから、頑張ってシリーズを読んでいけば、英語に慣れるし読むのも速くなります。

でも、ふだん英語の小説をあまり読まない英語学習者にとっては、

(英字新聞が読めるようなレベルの人でも)

「ハリーポッター」は・・慣れるまでは・・結構難しく感じるんじゃないかと思います。

何が難しいかというと、それは単語の問題。特に英語の動詞の多さの問題。

あとは会話表現(私はイギリス版で読みました)やイディオムの多さです。

日本人は・・・少なくとも私の世代前後は、大学受験で

固い文はけっこう難しいものでも読めるようになったと思います。

でも、そういう文ばかり読んだり聞いたりしていると、

動作を表す動詞や会話表現は、本当に自分のボキャブラリーに入ってこないんです。

日本語は擬音語・擬態語がものすごく多いです。それは言い直せば、

コアの意味を表す動詞の数は少なくてすみ、副詞(擬音語擬態語)で

ニュアンスを付け加えているということ。

英語の場合、日本語だったら副詞をつけて言い表すような言葉が、

全て独立した別の動詞のバリエーションになっています。

ネイティブにとってはお母さんに読んでもらう童話に出てくるような易しい語彙でも、

留学したり英文学でもとらないかぎり、日本人には、抜け落ちてたりするんです。

中学⇒ Basicな言葉しかやらない 

高校⇒ 受験をにらんで論文みたいなのばかり

大学⇒ 専門分野の英語と会話だったかな

(そういえば文学も読んだような気もしてきた。えらく短編のものだったような。) というわけです。   

それが、英語で「小説」を読むことの難しさになっていると思うのです。

長くなるので、実際の単語や表現については、次で。

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