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ニュースネタから・・・年末年始に読んだ本などについて書いてみようかな。その1?

今朝の新聞に、ポーランドのカトリック教会のワルシャワ大司教などが、共産主義政権時代に秘密警察に協力していたことが明らかになって辞任した・・・。というニュースがありました。「連帯」に協力して共産主義政権の崩壊に大きな役割を果たしたカトリック教会が、実は共産主義政権の秘密警察にも陰で協力していたというのです。二重スパイが暗躍する小説みたいな話。

「カトリック教会の現実的な生き残りのための闇の舵取りぶり」がちょうど年末に読んだトーマス・ギフォード『アサシーニ コンクラーベ・ヴァチカンの陰謀(ASSASSINI)』(清流出版)の内容とリンクしていたので、ちょっとびっくりしました。

『アサシーニ』はフィクション。暗殺という意味のイタリア語が題名。カトリック教会の暗部を知った妹が殺され、兄がその犯人探しをしていく・・・というのがメインのストーリーなのですが、カトリックの歴史(主に暗部)についての記述が詳しくて興味深く読めます。全てが史実や事実ではないというのはもちろんですが・・・。ニュースとちょっとつながったのは、この小説の中でのカトリック教会とナチスドイツとの関わりです。

新聞記者をやっていた作者が9年間のリサーチを経て書いたというだけあって、現実味が濃かったです。何が善で、何が悪なのか混然とした話。最後まで読み、犯人がわかり・・・えーこんなのあり???という結末でした。

同じコンクラーベがらみのストーリーとしては、ダン・ブラウンの『天使と悪魔』の方が楽に読めるし展開が速くて面白いと思います。それに『アサシーニ』はダン・ブラウンの小説以上にカトリックの闇の部分を誇張しているみたいで、カトリックの人が読んだら不快だろうな・・・。などと思っていたところに新聞の記事。へえ、と思ったわけでした。

国家とか大企業とか宗教などの巨大な組織が、現実社会の中で「組織」として残っていくためには、どうしても妥協したり、手を染めたりしなければならない闇の部分があるなあ・・・。などということを考えてしまうような映画や本ばかり、年末年始に偶然見たり読んだりしていたような気がするので、できれば「その2」を書きたいと思います(が、年明けで雑事に忙殺されているので、どうなることやら)。

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コメント

ぼくてきさんこんにちは。本のお話、楽しみにしていたので嬉しいです。「その2」も期待していますので、そのうち書いてくださいね!

投稿: yumemi | 2007年1月11日 (木) 22時53分

yumemiさんどうもありがとうございます!
現実がどんどん先に進んでいて、書かずじまいになりそうなことが多く・・・その2がどこかに消えそうです。ぼちぼちがんばります(笑)。

投稿: ぼくてき | 2007年1月13日 (土) 00時26分

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