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ジョン・ソール『ブラックストーン・クロニクル』

単純に読んで面白い、軽めの本が読みたい。

そういう気分で、偶然手にとったのが『ブラックストーン・クロニクル(上下巻)』。訳者が金原瑞人さん(と石田文子さん)。サスペンス・ゴシックホラー(そんな言い方があるかどうか知りませんが)。

アメリカで出版された時には、6分冊の連続小説(期間を空けて出版したもの)だったそうです。もともと、スティーブン・キングの『グリーン・マイル』が連続小説として分冊で出されて成功したのに触発されたそうです。グリーン・マイルとは全然違いますが、ミステリー・ホラーでちょっと暴力的なシーンもある・・・という点では、語り口もキングっぽいかも。

日本でこういう形式で連続小説を出すとしたら・・・やっぱり宮部みゆきとか、東野圭吾くらい実力も人気もある作家じゃないとむずかしいでしょうね。逆に、そういう人たちの連続小説だったら読んでみたいな。

さて、この本は読み終わってみると「え??でも・・??本当は??」な所が多いのですが、物語の世界に引き込まれて、時間を忘れさせられることは間違いないです。

夜中に読んでると、ぞくぞくっと怖いです。横溝正史みたいなベタベタのホラーに超常現象も入って、舞台の歴史も入って・・・という感じ。

登場人物の中では、知的障害があることになってるレベッカがとても可愛い。

悪意がある人の行為でも、そのまま受け止めて憎んだりするということがなく、常にその人が自分にしてくれたいい面を考えるんです。というより、そういう見方しかできないという設定らしい。主人公のオリヴァーがその人間性に惹かれて、助けたくなる・・・というのはわかるなあ。

この小説、後書きによると本国ではファンクラブができたり、ゲームが出たりとブームになったそうです。年末年始、ちょっと時間がある時、軽く読む本にいいかも。

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コメント

ぼくてきさんこんにちは。楽しいコンサートウィークも終わってしまいました……。ぼくてきさんは念願の小田さんの公開録画も行かれたようで、良かったですね!
さて、この本面白そうです。年末に『ダーク・タワー』最終巻を片付けたら探してみようかなと思いますが、その前に大量の未読本を片付けないと(笑)。
宮部さんや東野さんにも『グリーン・マイル』ばりに6ヶ月刊行とか、やってほしいですよね。新聞の連載とはまた違った楽しみ方が出来そうですし。

投稿: yumemi | 2006年12月13日 (水) 22時14分

こんにちは。小田さんの生歌、ふるえちゃうほど嬉しかったです。ありがとうございます(^^)

この本はアレックス・シアラーさんの本を多く出している求龍堂ですが、6分冊を意識したセンスのある装丁にしてあって楽しめると思います。
『ダーク・タワー』はちょっと手が伸びなくて・・シリーズが始まった頃に読み始めればよかったのでしょうね(笑)。
私は買いだめはしないんですが「よかったから貸してあげようか」に弱くて。借りてるDVDと本を年内に(見て、読んで)返さなければ(--;)。

投稿: ぼくてき | 2006年12月13日 (水) 23時12分

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