« クラプトンコンサート行ってきます! | トップページ | 伊坂幸太郎『終末のフール』 »

エリック・クラプトン Japan Tour 2006 武道館11・21

ネタバレバレでいきます!ご注意!

Eric200611 武道館の二日目、21日。よかったです(*^^*)
席は客席から見てちょっと右よりの前から9列目。
よく見えて、いい席でした。Knock on wood!

最後のワールド・ツアーと言われていた前々回、3年前のジャパン・ツアーの武道館も行きましたが、今回が一番楽しめたような気がします。
曲目が変っただけでなくて、バンドメンバーが替わったことで、雰囲気がずいぶん違いました。ドラムスは、職人芸スティーヴ・ガットから、元気いっぱい体育会系?Steve Jordanに。曲の途中で(&曲ごとに)スネア・ドラムを換えてもらっていました。「ぶったたいて」緩んじゃうんじゃない???と思いながら見ていました(うそかもしれません。でも、とにかく本当に笑っちゃうほど元気いっぱいでした)。

Derek_truc_1  あと、とにかく特筆すべきなのがトリプルギターの一人、Derek Trucks。外見は「ロシアの太りかけたおばちゃんがちょっと入った、デッサン用石膏胸像」。長い金髪を束ねてます。一曲目から、誰を見に来たのか自分でわからなくなるほど、この人のギターは色気がありました!長ーくて太い指で、ピックを使わずに弾いているんです。自由自在に音を出しているようで・・・左薬指はガラスボトルでスライドしたり(なんかふつうのビンに見えた)、ふつうに弾いたり。Sit Down Set の時にドブロみたいな、メタルでできたギターを使った以外はずっとギブソンのSG?一本を使ってたように見えましたが、いや、とにかくこの人もすごかった。Motherless Childrenの時など、クラプトンと同じパートを(ユニゾン?で)弾いていたりしたんです。もう鳥肌ものでした。

この人を入れたおかげで、クラプトンは自分が本当に聞かせたかったり、弾きたかったりするギターパートに集中できたんじゃないかな、と思いました。Old Love、完全に一人だけでやったDriftin' Bluesなど、すごく良かったです。17曲全部、全ての時間で張り切る必要がない分、ボーカルもギターも自分がメインのところで力を出せたのでは。

ただ、Laylaの間奏では、「Derekにやらせるか、メロディーラインを生かしてもうちょっと遠慮してもらうか、どっちかにして!」と思っちゃったんですが(スピーカーが頭上近くにあったせいかもしれませんが)。全体的には、トリプルギターとってもよかったです。

けっこうクラプトンが客席に背を向けてしまうことがあったのですが、それも私の目には「指揮者のような役割をしているんだな」と思えて、いやな感じはしませんでした。

Pretendingが落ちてしまったのがちょっと残念でした。でも17曲とはいえ、1曲ずつたっぷり演奏しているので満足です。

ステージのバックは、白い布をスカラップ状に細く渡していったような作り。巨大な白いブラインドがあって、横のパネルが、スカラップ状にうねっているような感じです。その間に幾つも白色光のライトが出ていて、客席やソロを照らしていました。下の方には、はしご状の白いパネルが10枚。
曲ごとに、バック全体と下のパネルにカラーや幾何学模様のライトを当てて曲の雰囲気を出していて、なかなか良かったです。

セットリスト(一日目と同じようです)

01 Tell the Truth
02 Five Long Years
03 Got to get better in a little while
04 Old Love
05 Motheless Children

(座って)
06 Driftin' Blues (ステージはクラプトンだけ)
07 Key to the Highway
08 Outside Woman Blues
09 Nobody Knows you When You're Down and Out
10 Running On Faith

(再度 立って)
11 After Midnight
12 Little Queen of Spades(キーボード、ギターソロで紹介)
13 Before you accuse me
14 Wonderful Tonight
15 Layla (アリーナの客はここからやっと立ちました・・・が、なんか半端なノリで(^^;))
16 Cocaine

(アンコール)
17 Crossroads

クラプトンはじめ、みんな手を挙げて去って行きました。一縷の望みをかけてもう一度アンコールしてみましたが、明るくなって終わりでした。

バンド

ギター   Eric Clapton
       Doyle Bramhall Ⅱ
      (Ⅱは、セカンド。左用のギターの弦を逆さに張ってます。)
       Derek Trucks

キーボード Chris Stainton(向かって右)
       Tim Carmon(向かって左)

ベース   Willie Weeks
ドラムス  Steve Jordan

(これを書きながら、2001年のライブのDVD見て余韻に浸ってます(^^)♪)

|

« クラプトンコンサート行ってきます! | トップページ | 伊坂幸太郎『終末のフール』 »

「音楽」カテゴリの記事

コメント

ぼくてきさんこんにちは。クラプトンのライブレポート、お待ちしておりました!
(そういえば前回のコメントで、まだクラプトンの大阪公演が始まっていないのに「もう始まっているんですよね」と書いてしまい、申し訳ありません……。ちょっと先走ってしまいました。フォローしてくださったHuskyさんにも感謝しております。)
期待に違わない充実したライブのようで、待ち遠しいです。(ちなみに私は29日に行きます。翌日はビリー・ジョエルです。強行スケジュールで。)
その日は押尾さんのアルバムも出ますね。こちらも楽しみです。試聴していないのですが、余りぴんと来ないですか?……ちょっと心配してます。

投稿: yumemi | 2006年11月22日 (水) 21時42分

クラプトン、とんかつ食べに?早めに来日していたので無理もないです(^^)。
武道館の外では、ビリー・ジョエルの宣伝カーも出てました。楽しんできてくださいね!

クラプトンのコンサートはとってもよかったですよー。好みの分かれるコンサートと聞いていたので、かなり「まったり」しているのかと思ったら、そんなこともなかったです。

PAの調子なのか、ドイルのギターの高音とキーボードの音がキンキンしているのが気になり・・レイラ以降では、もう全部の楽器がばらばらに戦っちゃってるようなのが気になり・・はしましたが、全員ソロでもすごくうまくて、お買い得感?のあるコンサートでした。

押尾さん。人それぞれアルバムごとの好みはあると思いますし、さわりだけの印象ですからあまりご心配なさらず(^^)。とにかく実力がある方なので、長い目で応援していきたいと思ってます。

投稿: ぼくてき | 2006年11月22日 (水) 22時26分

おぉ!早い!もうレポが!
いろいろ想像しながら読ませていただきました。
武道館、もう何年も行ってないですね~。
最近は1000以上のキャパのホールも
あんまり行ってないかも・・・

クラプトン、友達がMUSIC AIRで放映されてた
ライブも録ってくれてたので
これから見てみようと思います。

投稿: うんぎゃるまつ | 2006年11月22日 (水) 23時51分

ハイになってるうちにアップしないと、面倒くさくなってしまうので(笑)

大きいホールに行くことが多いので、武道館がこじんまり見えてしまうほど。1000くらいのホールだと「もうどこでも特等席!」っていう感じがします。

クラプトンの番組いいなあ。ギターが上手い人の、弾く指を見ながら音聞くのは本当に好きです。

投稿: ぼくてき | 2006年11月23日 (木) 16時44分

>最後のワールド・ツアーと言われていた前々回、3年前のジャパン・ツアーの武道館も行きましたが、今回が一番楽しめたような気がします。

全く同感です!
僕はスティーブ・ジョーダンのプレイに釘付けでした。あんなグルーブだしたいなあ・・・

大阪とは少しセットリストが違いますね。
Pretending と Anydayが変わったかな。

投稿: Husky | 2006年11月23日 (木) 18時13分

スティーブ・ジョーダンもすごかったですね。最初からノリノリの全力投球だったし。スティックは飛ばすは(これホント)、ドラムは壊すは(あ、これは嘘)。
最後まで持つの?と思ったけど、最後までずっとノリノリで(笑)。

クラプトンはバンドの一員になってましたね。もちろんバンドリーダーですけど。本当に楽しかったです。

投稿: ぼくてき | 2006年11月23日 (木) 18時47分

こんにちは。
>この人のギターは色気がありました!
そうそう、「色気」ですね。しびれましたねぇ。クラプトン目当てだったのですが、Derek Trucksの「神技」は予想外の聞き物でしたね。

投稿: サムディ | 2006年11月28日 (火) 07時02分

サムディさん、TBコメントありがとうございます。

デレク・トラックスは、クラプトンのたっての希望でメンバーに入ったとか。
ギターのテクニックは言うに及ばず、彼には宗教画の男性のように中性的な絵画的な美しさがあって、見入ってしまいました。

投稿: ぼくてき | 2006年11月28日 (火) 16時58分

クラプトン公演のレビュー、とても参考になります。素敵な挿絵ですね、12月8日(金)行くことにしました。はじめてのクラプトンです。

投稿: hiderocks | 2006年11月29日 (水) 22時17分

hiderocksさん、こんにちは。

12月8日のレポ楽しみにしています。曲目書きましたが、原曲とアレンジがかなり違うのもあるので、楽しんできてくださいね!

投稿: ぼくてき | 2006年11月30日 (木) 07時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/131466/12775776

この記事へのトラックバック一覧です: エリック・クラプトン Japan Tour 2006 武道館11・21:

» EC Is Here ! [Mac遊びの昼食]
11月20日、エリック・クラプトンの東京公演初日に行ってきました。 前にも書きましたが、念願のチケットだっただけに喜びもひとしおです。 しかも、日本武道館初潜入です。 最寄りの九段下駅2番出口あたりから、すでに人... [続きを読む]

受信: 2006年11月22日 (水) 23時44分

» エリック・クラプトンin札幌ドーム [徒然なるサムディ]
昨夜、ドームの帰りにラジオを入れると、突然charの声が流れてきた。 彼がゲストでインタビューされているようで、十代のアマチュア当時に 渋谷辺りのライブハウスでプロのバンドに飛び入りしては、彼の言葉で 言うところの「(プロのバンドを)つぶしていった」(自慢)話をしていた。 当時、よく真似たのがクリームらしく「ホワイト・ルーム」が流れてきた。 インタビュアーが、当然のごとくクリームつながりで、ちょうど日本ツアー 真っ最中のクラプトンを取り上げて、一番影響を受けたんじゃないの、 としつこく... [続きを読む]

受信: 2006年11月28日 (火) 06時39分

« クラプトンコンサート行ってきます! | トップページ | 伊坂幸太郎『終末のフール』 »