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カルティエ現代美術財団コレクション展

金曜の帰りに、東京都現代美術館に行ってきました。都営新宿線菊川駅から15分。ほとんどまっすぐ行くとつきます。木場公園に隣接している(というより中にあるのかも)美術館。

石原都知事が、オープニングレセプションでとっても失礼な発言をしたことで話題の「カルティエ現代美術財団コレクション展」を見に行ったんです。嫌いならコメントしなければいいのに。

Photo_1

ポスターになってる母?は、運動会の大玉送りの大玉から彫りだしたくらいの大きさの頭が圧倒的な存在感。それが、蝋人形館の人形くらいのリアリティーで迫ってます。案内の女性が「これは、何で作られているかも、まったく明らかにはされてないんですよ」と話してくれました。まつげもまゆげも一本一本「生えて」いるし、しみとか、透けている血管の色や、しわまでリアル。赤ちゃんの目でみた大人だそうです。なるほどねー。そういえば、二番目の子が出来た時、上の子や夫の顔に目を移すと妙~にでっかく感じたもんだわ(コメントずれてます)。

1階、3階、B2階と、巨大な展示物の部屋を歩かされるので、いい運動になります(・・・というより、常設展(横尾忠則の状況劇場ポスターの複製なんかがなつかしい)もあわせて、2時間くらいかけて見たのでへとへとでした)。

これから行かれる方へ。一階の二つ目の部屋にある教会みたいな展示物は、中に入っていいそうなので、ぜひ入ってってください。

中には黄金の顔のオブジェがあって、摩訶不思議なインドっぽい音楽が流れています。なんだか妙な気分が味わえます(癒されているような、馬鹿にされてるような、笑っちゃうような)。外には音がほとんど漏れていないし、入ってくださいとは書いてないので(笑)みんな外から眺めて通るだけ。もったいないです。

ディズニーランドの展示のような、あるいは子供の工作みたいなものにはあまり関心がもてませんでした。でも、けっこう面白い作品もありました。ただ、巨大な展示も多いだけに「これは展示場所を選ぶ作品なんじゃないかな・・」と思うものはけっこうありました。たとえば、みかんの木みたいなのが並んでいる(マルク・クチュリエ)展示なんか、完全に場所がミスマッチ。これは外が見えるような場所におかなければいけないような気がする(単なる主観ですが。たとえば戸外にあるジブリのロボットの展示が、白い壁に囲まれた屋内の展示室にあるような違和感を感じたんです)。

映像作品が多かったのも、意外でした。長く見ていると気が変になりそうなのもあったけど(笑)

ウイリアム・ケントリッジさんの「ステレオ・スコープ」は、木炭のアニメで白黒と青い線だけの映像。絵のタッチが面白かったです。「木を植えた男」を連想。もっとシュールでしたが。

気が変になりそうといえば、デニス・オッペンハイムの「テーブル・ピース」も隣の部屋にまで「会話」が聞こえてきて・・・ちょっとひきました(^^;)。これは映像ではありませんが。

あと個人的に好きだったのは地下にあったマーク・ニューソンの飛行機みたいなもの。すっごくきれいなフォルムで・・・。かっこいい車を見るみたいにうっとりしました。乗って見たいなあ(←これは乗ってはいけません)。

帰りはちょうどバスが来たので東京駅に出ました。富岡八幡宮など見ながら。このあたりは、武蔵野地区にはない下町の良さがあるなあー。たまにはバスもいいな、なんて思いました。

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「文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

ぼくてきさんも、コンサートに野球にそして美術館と色々行ってるじゃないですか。(^^)

僕は、美術館って行かないんですよねえ。
絵のすばらしさとかがよくわからない、美術を理解しないタイプの人間なんです。

なので絵がわかる人は、僕からすると、とても崇高な趣味を持つ人に思えてしまうんですよ。

投稿: Husky | 2006年5月16日 (火) 12時32分

絵も音楽と同じで、好き嫌い・何か心に響く響かない があるだけだでは。技術がある人は沢山いるし。

その時代に理解されない芸術家も多いくらいで「絵がわかる人」なんて、厳密にはいないでしょ。「見てみよう・・・ヘー変なの。へー面白いじゃない。」が基本で、何にも崇高じゃないです(^^)

でも、モナリザとか(ルーブルは二回行った)、ゴッホのカラスが麦畑を飛んでる絵(名前忘れた)など、実物の前に立つと「画家の怨念」とか「妖気」みたいなものを感じる作品があるんです。そういう時は「あー、これはすごい、本当に特別な絵だ」って思います(でもそれも人によって違うわけです)。

投稿: ぼくてき | 2006年5月16日 (火) 16時52分

TBありがとうございました。
私もTBさせていただきました。

他の記事も楽しく拝見しました。
また時々おじゃまします。


投稿: れおだび | 2006年5月25日 (木) 08時34分

れおだびさん

こちらこそありがとうございます。
わかりやすいHNですねー。藤田もダビンチからレオナールとつけたそうですが。

私もまた伺います。

投稿: ぼくてき | 2006年5月25日 (木) 22時29分

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» カルティエ現代美術財団コレクション展。 [thinking]
東京都現代美術館へ「カルティエ現代美術財団コレクション展」を見に。 先日の反省があったので、ほぼ朝開館と同時に行ったのですが、それが良かったのか、本当にゆったり見れました。作品との対話を楽しむにはこのくらいのほうがいいなぁ、と感じます。 やっぱりまず気になるのは、Ron Mueck(ロン・ミュエク)の「In Bed」。以前、ロンドンのSaatchi Galleryで見たのはちっちゃいオッサンの作品「Dead Dad」とでっかい顔の「Mask」。まるで生きているかのような人間の像なのに、そのサイズ感... [続きを読む]

受信: 2006年5月24日 (水) 21時21分

» 東京都現代美術館 〜カルティエ現代美術財団コレクション展〜 [れおだび]
 深川にある東京都現代美術館に、カルティエ現代美術財団コレクション展を観にいってきた。  とにかく、若いカップルが多いのに、びっくり。この美術館は、スペース的にはかなりゆったりと作ってあって、また、場所はお世辞にも便利なところとはいえないところにある。ゆっくりと作品が見られる美術館であるということで、これまで何度も足を運んでいるのだが、今日の人出には本当にびっくりした。(正直、あまり落ち着いて作品と向き合える雰囲気ではなかった。こんなに若いカップルが多いのは、「カルティエ」という名前の... [続きを読む]

受信: 2006年5月25日 (木) 08時30分

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