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国立近代美術館の、マリオ・ベッリーニ(Mario Bellini)さんのいす

東京国立近代美術館の藤田嗣治展(ふじたつぐはる・レオナールふじた)が、21日までなので、今日行ってきました。帰ろうかと思うほどの人出(><)。見ましたけど。

藤田展のことはまた別にちょっと書く予定ですが、せっかくだから、常設展にも入りました。でも、常設展のこともまた別の機会に書くとして(本題まで長!)。

ここで書きたいのは4階にあったいすです。いえ、展示ではなくて、休むためのいすなんです。

これです。Kinbiisu

革の質感のよさ。デザインの無駄のなさに目が行きました。座ったら、これがまた本当にすわり心地がいい。

思わず感動して、そばにいた係りの(きれいな)おねえさんに聞きました。

「すみません・・あの椅子の写真、携帯で撮ってはいけませんか?椅子だけ・・だめですよね?」すると

「あ、いす・・・ですか?周りをとらなければ。」

と、OKが出ました。やったー。

「バチャコン!」(私の携帯のカメラの音、消せないみたいで)青くなって「すみません!!!」の拝み倒しサインを送ると

「あ、携帯のカメラは、しょうがないですぅ」と優しい言葉。(TT)でも済みませんでした。その方は、ちょうど交代の時間だったらしく、次のおねえさんと交代。

絵をみていたら、交代した方の(きれいな)おねえさんがツカツカと歩いてきました。

「あのー、椅子の写真をさっき撮ってらっしゃいました・・?」「あ、はい(でも、あの、前のおねえさんはいいって言ってくださって・・・汗)」「これ、あの椅子のことが書いてある資料なんですが、ご覧になりますか」

優しい!!美術館の係員の方って、見学者が悪いことをしないように見張ってるように見えてちょっとこわいけど(?)本当に親切な方が多いんです。

その資料を見たら・・・れっきとしたデザイナーズチェアでした。マリオ・ベッリーニ(Mario Bellini)のCabという椅子で、412から415まであるシリーズの、413(アームチェア。1977年)だったんです。412のチェアで一台12万8千円!だからアームチェアはそれより高い!よく見たらエレベーターホールにも、他の階にも置いてあって、みなさんお疲れの様子でなにげなく座ってました。

なにか、とても贅沢をしたような気分になりました。確かに、工業デザインは使ってなんぼです。椅子も、座ってもらったほうがうれしいと思います。

国立近代美術館の常設展の方に行かれる方。ぜひお座りになってください。

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コメント

あっ、これの「チェア」のほうなら座ったことあります!ええと、たぶん埼玉県立近代美術館でだったと思うんですが。(ここにイスもたいてい座れるので楽しいんですよ。)脚まで皮をつるっと着たイスの様子が“ボンデージ”っぽい(爆)でもけっこうすわり心地がいいんですよね。国立近美の常設展示室にあるとは気付きませんでした。
ブルーの服(ちょっと古臭いデザインなのが国立近美らしい)の監視員さんたちが親切でよかったですね。(ちなみに携帯カメラのシャッター音は消せないようにできているらしいですよ)床にうっすら映っている作品が何なのかを当てようと必死になってみましたが挫折しました…(なにやってんだか)

投稿: バウム | 2006年5月20日 (土) 00時17分

そうそう、あの革は、内側にファスナーがあって、外そうとすれば「脱ぐ」ことができると書いてありました。
ただし、もう一度着せるのはかなり困難・・・とも。413は15万から20万くらいするそうなのに、そんな勇気のある人がいるとは思えませんが・・・。

>床にうっすら映っている作品

「作品も写してるじゃありませんか!約束が違います」って叱られたらどうしよう(笑)。
昨日はフジタだけで時間がなくなって、常設展は駆け足(なのにこんなことしているけど)。工芸展の券が無駄になっちゃいました。工芸館の方を見るべきだったなあー。と実は後悔してます。

投稿: ぼくてき | 2006年5月20日 (土) 09時06分

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