« インスパイア? | トップページ | 「子どもの」本。 »

憧れの先輩

その先輩と職場で初めてお会いしたのはもう15年も前のこと。
「十歳くらいは年上みたいな話なのに、なんて知的でチャーミングなんだろう」と憧れたものだった。

進行性の難病で自宅療養中の彼女のお宅を、久しぶりに昔の先輩・後輩三人で訪ねた。ほんの数時間だけ。

前回訪ねた時は、仕事はお辞めになっていたけれど、まだ趣味のコーラスなどはされていて普通にお話しができた。帰りも、歩いて見送ってくださった。

今は一つ一つの声を、確かめるようにゆっくりと出して話している。それでもなかなか聞き取れないことがある。そして車椅子だけの生活。めまいがしてしまって、ずっと目をあけていることができない。病気がわかった頃に医者に聞いたよりも、ずっと進行が早かったのだ。

自分が彼女だったら、わかりもしない人に自分を見て辛そうにして欲しくなんかないし、ずっと変わりなく接してほしいに決まっている。それができて、友人としてちゃんと助けている彼女と同い年の先輩はすごい。もちろん私も今の彼女の向こうに、元気な頃の彼女をちゃんと見ている。今も本当は変わってない彼女を知っている。

でも・・・。

雑談しかできなかった。どんな思いだって、口にしたら辛すぎるし、きっと彼女だって聞きたくはないだろう。

小田さんの「そうかな」を置いてきた(後輩が「きゃー、私ファンなの、ちょうだい!」と反応 ^^; ファンなら買いなさい!!)

小田さんが、私の代りに彼女の心のそばにいてくださいますように(小田ファンの一人よがり・・) 今でも私の憧れの先輩を、少しでも助けてくれますように。そして、治療法がみつかりますように、それが間に合いますように。

|

« インスパイア? | トップページ | 「子どもの」本。 »

「心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/131466/8443204

この記事へのトラックバック一覧です: 憧れの先輩:

« インスパイア? | トップページ | 「子どもの」本。 »