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「ニホン語、話せますか?」を読んで。または、拝啓文部科学大臣さま。

マーク・ピーターセン著 「ニホン語、話せますか?」(新潮社)を読みました。

去年の4月に出た本ですが、図書館で「拒否できない日本」のついでに?借りてきました。

小説新潮に連載したエッセイをまとめたものだそうです。

この本、私にとってはすごく面白かったので、以下にあてはまる皆さんに推薦します。

① 英語に関心のある方。

② 「ローマの休日」が好きな方。目からウロコの落ちる本です

  (私はまだ半信半疑、というかウロコを落としたくないのかも(笑))。

③ 日本に住んでいる外国人が、どんな「偏見」記事を外国に配信しているか知りたい方。

④ 井伏鱒二訳の「ドリトル先生」をこよなく愛した方

   (その9割は昭和30年代半ば生まれの人じゃないだろうか・・・根拠なし。)

⑤ 外国に異国人として住む心理を知りたい方・または共感したい方

⑥ 現在の中学の英語教科書が、英語のネイティブから見てどんなもんなのか知りたい方

マーク・ピーターセンさんは、多くの日本人の英語がいかに不自然か、

英語の理解がいかにいい加減かを書く。同時に自分の日本語の力にうんざりされる。

(といっても、すごい実力なんだけど。「金色夜叉」原文で読んだことありますか?

この方は読み返してる!)

また、日本人のガイジンへの偏見にうんざりし、同時に、在日外国人の日本への無理解に腹を立てる。

こういう方の話だから、面白いし、素直に読める。

チクチクするようなユーモアのセンスも、もちろん私は好きだ。

さて、それにしても、日本の中学英語教科書って・・・。

拝啓 文部科学大臣殿。

悪あがきはやめましょう。

日本で作った英語教科書は捨てて、

英語圏で作った英語のテキストを使いましょう。

英語の先生には、退職された社会人を採用しましょう。

中高英語教員の「目標(!?)値」TOEFL550点、

TOEIC730点、英検準一級なんて

楽々超えてる実力者がたくさんいますよ。

実力ない教員「まで」採用し、税金で英語力を高めるより

初めから英語力のある方に教授法を教えて

採用したほうが,時間もお金も、はるかに節約できます。

英語圏の外国語としての英語教育は歴史が長くてよいテキストがいっぱいあるのだから、

テキストも教授法も、変えたらどうなんですか・・・。

もっとも、ピーターセンさんはこうおっしゃっています。

「日々の練習の苦労をせずに、学校の授業に出さえすれば、マジックのように、外国語ができるようになるかも、という根拠のない期待がなければ、教科書の内容が薄くても、特に問題ないのではないか、と私は思う。英語力のすごい日本人は大勢いる。この大勢は、皆、個人個人の努力で技術を身に付けている。これは(中略)どの会社の教科書を使ったかを問わない。」(p156)

それはそうだー。でも、こうもおっしゃっています。

「どうせなら、あまり日本の中学生をバカにした態度が感じられる教科書を作ってくれるな、という願いがあるだけだ。」(P156)

そこです。

わが子二人が、せっかく英語を勉強する中学で、こういう教科書を使うと思うと、かなりぐったりするんだなあ・・・。

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